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HMB(ヒノデマイクロバブラー)

HMBは微細気泡で水処理能力を強化します。
  • マイクロ(µ)バブルは、直径10~数十ミクロンの微細な気泡。
    小さな泡は、液体に効率良く溶け、溶存酸素が高くなり水質が改善されます。
    微生物の生育向上、カキやホタテなどの血流が促進します。
  • マイクロ・ナノバブルは直径10ミクロン~200ナノ気泡・・・両微細気泡の性質を持つ可能性があります。
  • ナノ(n)バブルは、直径200ナノメートル(ナノは10億分の1)以下の超微小の気泡です。
    今後、農業や医療など幅広い分野での応用が期待されています。

ベンチュリー管原理を応用し、キャビテーションを解消した画期的な微細気泡(マイクロバブル)発生装置です。

特長
  • 高濃度気体(空気等)の供給
    微細気泡を多量に発生させ、供給量に対しより高い気体を供給可能。
  • 設置条件
    ポンプに接続し、特別なエジェクター方式で気体を自吸するので、陸上・水中設置どちらでもOK。また使用容量により種々の機種を提供。
  • メンテナンスフリー
    海水・真水・汚濁水に使用可能(オールステン;SUS304)ポンプからの流入物で配管が詰まることはありません。
  • 気泡安定剤を導入
    小径から導入することで、より安定した微細気泡が発生します。
  • 設置
    HMB、ポンプは水中設置・陸上設置が可能です。
HMB構造外観図(例:HMB72)
HMB構造外観図(例:HMB72)HMB構造外観図(例:HMB72)
構造概念図

原理
気泡崩壊原理を応用し、キャビテーションを解消した画期的な微細気泡(マイクロバブル等)発生器です。
(特許出願中:気泡安定剤混入タイプ)

構造概念図

HMBの利用法

排水処理・海洋 湖沼浄化・養殖に

1. 排水処理や養殖に

HMB導入例

(実験データ)

水深 ブロワー
単独使用時の
酸素溶解度(%)
HMB+ブロワー
併用時の
酸素溶解度(%)
1m 1.1 1.78
1.7m 2.7 4.5
2.7m 4 6.3

2. マイクロ・ナノバブル (微細気泡)の特長

  • ・微細な気泡ほど単位面積当りの気泡表面積が大きくなります。
  • ・浮上速度が微細な気泡ほど遅くなります。
  • ・気泡直径10µ(マイクロメーター)であれば、2mm/分の上昇
  • ・気泡が負に帯電し、水中浮遊物を吸着する性質があります

3. 微細気泡の利用

  • ・マイクロバブルは微細なゴミ・油を吸着する性質・・・
    特に油分に対して高い吸着性があり、洗浄に利用すれば洗剤を使わずに油を落とすことも可能です。
  • ・油は水を嫌い、空気とくっつく性質・・・泡と共に水面に集め、これを取り除けば洗浄水を再利用することができます。
  • ・多様な性質・・・工場排水、ダムや池の水質改善、温泉、菓子製造、酒造りなど幅広く使われています。
    (ナノ単位のバブルの存在や直径を測定することはまだ困難のようです。今後の技術の進歩に期待しています。)

HMBシステム図

HMBシステム図

試験成績表

吐出水量 吸引空気量
ノズル径と水圧から
計算式での水量
(誤差5%以内)
実測値 実測値清水、
直管1.5m、揚程0m
ポンプ水圧
(Mpa)
ノズル径
(mm)
吐出水量
(ℓ/min)
吐出水量
(ℓ/min)
定格
(m3/h)
実測
(m3/h)
0.09 45.5 1,301   39 43
0.08 45.5 1,227 1,220 36.8 40
0.07 45.5 1,149   34.3 38
水中ポンプ駆動タイプ ポンプから
HMB配管径
HMBからの
吐出配管
駆動ポンプ
(kw)
吐出水量
(m3/H)
エアー吸引量
(m3/H)
HMB27-C/D-2.2 65A SUS 80A 1.5~2.2 26~27 15~16
HMB58-C/D-3.7 80-100 SUS 100A 3.7 56~58 33~34
HMB72-C/D-5.5 80-100A SUS 125A 5.5 70~72 42~43
HMB130-C/D-7.5 100A SUS 150A 7.5 120~130 76~78
全機種SUS304          
陸上ポンプ駆動タイプ ポンプから
HMB配管径
HMBからの
吐出配管
駆動ポンプ
(kw)
吐出水量
(m3/H)
エアー吸引量
(m3/H)
HMB18-V-1.5 50A SUS 65A 1.5 17~18 10~11
HMB27-V-2.2 75A SUS 80A 2.2 26~27 15~16
HMB49-V-3.7 65A SUS 100A 3.7 47~49 28~29
HMB72-SL-5.5 80-100A SUS 125A 5.5 70~72 42~43
全機種SUS304          

HMB&分散菌処理法

省エネ、維持管理が容易

分散菌状態で廃水処理

  • HMBを用いて分散菌状態で排水を処理。
  • 充分な酸素により悪臭が発生せず、酸素供給が容易になり曝気量を減少させ省エネ。
  • 維持管理が格段に容易となる。
特長(システム概要)

分散菌処理システムとは

生物処理槽の菌が全て分散して処理し、フロックを造らないのが特長です。
HMBはシステムの必需品で、フロックを形成させず、効率良い酸素の供給をおこないます。
通常の曝気槽、沈殿槽はなく、返送汚泥もありません。

HMB&分散菌処理法特長
特長

分散菌(HMB+分散菌)システムで処理能力アップ&特長

  • 1. 発生したマイクロバブルは溶存酸素濃度を一気に上昇(清水試験9mg/ℓ)
  • 2. 強力なミキシング効果で、ブロワーからの酸素溶解効率が上昇(当社試験160%)
  • 3. 微生物製剤に含まれる(BZ菌)は、炭水化物、タンパク質、油分を効率よく分解
  • 4. 完全好気性により有機物は水と炭酸ガスとなり、排水処理場で特有の臭気発生なし
    (CXHYOZ + O2 → CO2+ H2O -⊿H)

従来の活性汚泥法

分散菌(HMB+分散菌)システムで処理能力アップ&特長
分散菌処理システム
分散菌(HMB+分散菌)システムで処理能力アップ&特長
適用例

分散菌システムの導入

処理方式:分散菌処理システム+加圧浮上処理
納入現場:コンビニ弁当・惣菜製造工場 (製造量:10万食/日)
排水量: 300m3/日(下水放流)納入場所:埼玉県

分散菌槽

分散菌槽

加圧浮上設備(浮上槽)

加圧浮上設備(浮上槽)

HMB陸上設置

HMB陸上設置

  炊飯時 惣菜製造時 計測槽 加圧浮上
無薬注 薬注
BOD(mg/ℓ) 900 4700 310 120 7
COD(mg/ℓ) 380 5400 340 160 17
ヘキサン抽出物
(mg/ℓ)
140 610 36 7 1未満
SS(mg/ℓ) 436 675 680 240 10
pH 6.15 6.2 6.69 6.96 6.62
EC(ms/m) 48.8 181.7 71.2 70.5 112.7

従来の活性汚泥法との比較

*コスト比較は当社費による)

  分散菌処理法 従来法
施設

省施設化

  • ・原水槽→生物処理→(凝集分離)→放流
  • ・沈殿槽、返送汚泥なし
  • ・有機物の処理…分散菌
  • ・凝集分離/膜

活性汚泥法フル施設が必要

  • ・原水槽→調整槽→曝気槽→沈殿槽→放流
  • ・返送汚泥あり
  • ・有機物の処理…フロック形成菌
  • ・固液分離法/膜
特長

維持管理が容易

トラブル発生なし
→pH・DO・ORPの計器管理
・・・メンテナンスコスト削減

  • ・完全好気性⇒臭気の発生なし
  • ・(分散菌)非凝集性細菌⇒基質への接触大
    効率良い処理

維持管理が困難

トラブル (バルキング/負荷変動/水温変動etc)多い
処理水の放流→固液分離技術で、要フロッグの適正化管理が必要
・・・メンテナンスコスト増大

  • ・フロッグ内は嫌気度が高い⇒悪臭
  • ・フロッグ形成により⇒必要以上の曝気量
    非効率処理
維持管理

省エネルギ―運転

  • ・必要空気量・・・少ない⇒電気量2/3*
  • ・ランニングコスト・・・管理が単純化
  • ・汚泥発生量・・・低減
  • ・イニシャルコスト・・・従来法の50~60%*
  • ・ランニング総経費は・・・従来法の65~75%*

高エネルギー運転

  • ・必要空気量大⇒フロッグの流動性…空気量大
    ⇒電気量大
  • ・ランニングコスト・・・バルキング等トラブル大
    ⇒トラブル対応薬剤必要
  • ・汚泥発生量・・・BODの約40%*
  • ・イニシャルコスト・・・敷地スペースが多大

※社内比

設置の方法

分散菌処理設備の基本設計は当社にて行います。
マイクロバブルの排水能力はHMBカタログを参考にしてください。
設置HMBの能力はテクニカルノウハウになっていますので、ご相談ください。
水中設置型、陸上設置型がありますので、ご相談ください。

HMB&既存施設増強システム

活性汚泥施設の能力アップ

HMB(マイクロバブル発生機)の使用により、調整槽を曝気槽化

現在稼働中の活性汚泥施設に、HMBを設置し、BZ菌を添加し曝気槽機能の能力アップ
処理能力を格段に高める

特長
  • 1. 既設の原水槽、調整槽が各々の槽の役割を果たしながら、曝気槽としてダブルに利用
    →曝気槽容積が増加し、処理能力がアップします。
  • 2. BZ菌の添加で、BOD、ヘキサン抽出物の処理能力のアップが図れます。
  • 3. 後段の曝気槽に微細気泡が導入されて活性が高くなり、処理能力が増大します。
  • 4. BZ菌+ユートリーの添加で、オイルボールの消失が可能となります。

HMB+オゾン

オゾンの適量の導入により下記の特長が知られています。

  • 1. 難分解性物質の分解促進(油脂分等)が図れます。
  • 2. オゾン酸化による脱色が可能です。
  • 3. 液の殺菌(局部的)可能です。
機能

工場の生産設備は増強されたが排水処理施設の処理能力不足の場合、
原水槽と調整槽間にHMBを加えることで曝気槽の代用として処理能力のアップを行います。
設置の概要は下記の図のように設置。

使用方法

原水槽・調整槽
水深の浅い水槽、撹拌としてブロワー利用
曝気槽としてはDO不足

使用方法

HMB 設置 導入
マイクロバブルの発生により、好気性となり、BZ菌添加しすることで、処理能力アップ
(ここには返送汚泥は行わない)

使用方法
適用例

HMB設置実施例

実施例1

処理方式:HMBシステム(既存設備改造)
納入現場:業務用うどん麺製造工場
排水量:700m3/日

マイクロバブル装置水中設置

マイクロバブル装置水中設置

マイクロバブル装置陸上設置(上下)

超微細気泡が発生し分散効率が上昇

実施例2

処理方式:HMBシステム+オゾン処理
納入現場:各種中華製品工場
排水量:400m3/日(下水放流)

超微細気泡が発生し分散効率が上昇

マイクロバブル装置陸上設置(上下)

食品工場1 BZ菌(NEO)単独処理とHMB 処理との比較*

  原水 NEO
単独処理
カット率 HMB処理 カット率
BOD 3000mg/ℓ 2000mg/ℓ 33% 1500mg/ℓ 50%
N-H 200mg/ℓ 120mg/ℓ 40% 100mg/ℓ 50%
SS 850mg/ℓ 900mg/ℓ - 680mg/ℓ 20%

食品工場2 マイクロバブル単独処理とHMB+BZ菌(NEO)処理との比較*

  原水 マイクロバブル
単独処理
カット率 原水 HMB+
BZ菌処理
カット率
BOD 1300mg/ℓ 1100mg/ℓ 15% 1900mg/ℓ 860mg/ℓ 55%
N-H 170mg/ℓ 80mg/ℓ 52% 77mg/ℓ 32mg/ℓ 58%
SS 720mg/ℓ 610mg/ℓ 15% 900mg/ℓ 450mg/ℓ 50%
設置の方法

分散菌処理設備の基本設計は当社にて行います。
マイクロバブルの排水能力はHMBカタログを参考にしてください。
設置するHMBの能力効果はテクニカルノウハウになっております。ご相談ください。
水中設置型、陸上設置型がありますので、ご相談ください。

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